大人にとってこどもとは…

先日「大人にとって子どもとは何?」という問いを投げかけられました。
古くから「子は親の写し鏡」などと言われてきました。よく言ったものだと先人の言葉に感心するばかりです。

みなさんだったら、どう表現しますか?

そもそも大人とこどもの関係性は
人によって全く異なる捉え方をしているでしょう。
その捉え方を確認することから始めてみてください。

私自身は、友達親子とはニュアンスは違うと思っているのですが、
対等な関係性でありたいと思っています。
一人の確固とした存在。命を持った個体として対等だと思っています。
また、弱くて無知ではなく、とても素晴らしい力を持った勇者とも思っています。

そんな彼らが、大人をどのように見ているのか…

知りたいような知りたくないような。

私は、こどもは大人の本性を暴く存在のように感じています。
うまい表現がなかなか見当たらないですが「暴く」が今のところピッタリしています。

こどもが相手となると、ごまかしが効きません。
大人が本心、本音で語っているのかはすぐに見破ります。
イライラしている時に限って、困ったことをしたりします。
これまで頑張って取り繕ってきたものを一気に剥がされるような
そんな体験をしている気がします。

「本当は〇〇でしょ?」
「なんで間違ってるのに、間違ってるって言わないの?」

と、世間体や体裁なんて全く無視の発言を他人の前でしたりします。

改めて自分と向き合う。
そんな機会を与えてくれているのが「こども」だと思います。

こどもを相手にイライラしたり、無力感を覚えたり、無性に虚しくなったり。
その全てが、抜け道を見つけきれないまま、心の奥底に秘めてきた「あの頃の私=こどもの私」が
顔を出そうとしている瞬間。
それを引き出してくれているのが、目の前にいるこども(我が子)ではないでしょうか。

我が子を育てているつもりで、我が子に育てられている。
取り残されたこどもたちを一人一人迎えに行くように、
日々の子育てを噛み締めるのも、時には良いのではないでしょうか。

ありがとう、こどもたち。
あなたたちのおかげで、私は本来の姿を取り戻しているよ🍀

Mamilia -attachment and life care-

心の力を抜いてスマイル! Life easy 🕊 Life is beautiful. contact@mamilia.jp

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