親離れ、子離れ

娘が小学2年生になり、
いまだに帰宅した時に母親の私が家にいるのかを確認してきます。

しかし、いざ帰宅して私が家にいても
すぐに友達と遊びに出かけてしまいます。

そんな時に「あれ?」「えっ?」という感覚を覚えます。
そして肩透かしな感じ、軽い苛立ち…

これは何だろうと考えた時にこの理論を思い出したのです。

「親離れ、子離れ」


子どもが親離れを始めるのはいつ頃だと思いますか?

中学生?高校生?成人してから?


実は…

ハイハイを始めた頃から!


意外ですか?

とは言え、この頃から人見知りや親への(特に母親への)しがみつきも強くなってきます。

調子良い時は見向きもしないのに、
母が見えなくなったり、困ったりすると激しく泣いたりします。

この頃から親は

「私は何のためにいるんだろう?」
「私っていらないのかな?」

などの寂しいような無力感のような
漠然とした不快感を覚えます。

道具的に使われる感覚はとても嫌な感じです。

それまでのラブラブな親子関係が
ストレスフルになってきます。

親子関係が変化している時は、
親が不安を刺激されます。

自分の子育てに問題があるのかな?

そして、
泣かないように…
癇癪を起こさないように…

と子どもを先回りするような努力を始めがちです。

これは、親離れ=成長しようという子どもから
子離れしないようにしていることでもあります。

お互いの成長に痛みは伴うもの。

痛みとは不快感のことです。

我が子に強い不快感を抱くことを恐れていませんか?

その不快感は子離れのタイミングを知らせるサイン。


子どもにとって、親の存在が必要なのは揺るぎない事実。
そこを不安に思わないでください。

子どもが親を必要とする時は、不安になった時です。
不安になった時に「親がいる」という状況・感覚が必要なんです。

自分から離れたのに、親が目の前にいないと泣く…というのはハイハイを始めた頃によく見られる光景です。

その時に「ここよ。ママはここよ」と答えるだけで十分。
急いでハイハイで戻ってきた子どもを抱っこして「充電」してください。
そして、自然とまた離れていきます。
この繰り返し。
そこに「私はいらないの?」「私の存在は何なの?」という不安は必要ありません。

あなたは子どもにとっての「心の安全基地」なのです。
決して、子どもがあなたにとっての安全基地とならないように!

Mamilia -attachment and life care-

心の力を抜いてスマイル! Life easy 🕊 Life is beautiful. contact@mamilia.jp

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